羽付対応用の吸水ショーツのおすすめの使い方
少ない日や普通の日は単体使用
生理の少ない日(10mL以下)や普通の日(10〜20mL程度)であれば、羽付対応用吸水ショーツをナプキンなしで単体使用することができます。
吸水ショーツそのものに30mL程度の吸収力があるものであれば、通常の経血量なら十分対応可能です。

使い方は普通の下着と同じように履くだけで、ナプキンの交換や持ち運びの手間がなく、装着感も軽やかです。
ただし、蒸れによるかぶれを防ぐため半日に1回は履き替えが推奨されます。
生理開始直後や終わりかけの時期、「そろそろ始まりそう」という備えとしても最適。
単体使用により、生理期間中も普段と変わらない快適さで過ごせるのが最大のメリットです。
多い日はナプキンと併用で使用
生理の多い日(20〜30mL以上)は、吸水ショーツ単体では漏れのリスクが高いため、必ずナプキンやタンポンと併用しましょう。
羽付対応タイプなら、ナプキンの羽をクロッチの二重構造部分に折り込んで固定できるため、ずれや漏れを大幅に軽減できます。

この併用方法により、万が一ナプキンから漏れても吸水ショーツが受け止めるダブルの安心感が得られます。
また、ナプキンがしっかり固定されるため、スポーツや長時間の移動でも安心です。
夜間の就寝時も、背面まで吸水面があるタイプと夜用ナプキンを組み合わせることで、パジャマや寝具を汚す心配がありません。
併用することで洗濯時の汚れも軽減され、お手入れも楽になります。
羽付対応用の吸水ショーツの選び方
吸水量で選ぶ
吸水ショーツ選びで最も重要なのが吸水力です。
一般的な経血量は普通の日で10〜20mL程度のため、30mL以上の吸水量があるものを選ぶと安心です。

また、洗濯後の吸水力低下も重要なポイント。
繰り返し洗濯すると吸水力が落ちる商品もあるため、洗濯耐久性の高いものを選ぶことで長期間快適に使用できます。
少ない日の単体使用なら30mL程度、普通の日も安心して使いたいなら50mL以上の吸水力があるものがおすすめです。
羽収納機能を確認する
羽付きナプキンと併用したい場合は、クロッチ部分が二重構造になっているものや、羽を挟み込める設計のものが理想的です。

羽収納機能がないと、羽の行き場がなくなり太ももとの擦れや不快感が生じます。
商品説明で「羽付き対応」「ウィングポケット仕様」「二重クロッチ」などの表記があるものを選ぶと確実です。
素材と機能性で選ぶ
快適さを重視するなら、クロッチ部分がメッシュ素材のものを選びましょう。
メッシュ素材は表面に凹凸があるため、吸水後の逆戻りが少なく、ベタつきを軽減できます。
また、綿不使用のものがおすすめです。
綿は水分を含みやすく乾きにくい性質があるため、ポリエステルなどの化学繊維の方がサラサラ感を保ちやすくなります。
羽付きナプキンと吸水ショーツの併用方法
羽付対応用吸水ショーツにはクロッチ部分が二重構造になっているため、羽付きナプキンを効果的に固定できます。

まず通常通りナプキンを吸水ショーツに貼り付け、ナプキンの羽部分を二重構造の隙間に折り込んで収納します。
この方法により、羽が太ももに直接触れることなく、ナプキンのずれや漏れを大幅に防止。
羽が外から見えないため見た目もすっきりし、動いてもナプキンが安定します。
吸水ショーツの防水加工された生地が羽の粘着部分をしっかり受け止めるため、普通のショーツより生地が傷みにくいのもメリット。
この併用により、多い日でも快適に過ごせ、万が一の漏れも吸水ショーツが受け止めてくれる安心感が得られます。
吸水ショーツ研究所のランキング評価項目の概要
吸水ショーツ研究所では、独自の評価項目とランクを作っています。
調査部員が正しく平等に評価できるよう項目と基準を作っております。
評価基準にのっとり各項目の点数の合計100点満点で評価を行います。
主な評価項目は下記の項目を用意しており、各項目の合計点で評価をしています。
- 吸水量
- 吸水機能(最大35点)
- 履き心地(最大30点)
- 洗いやすさ・衛生面(最大35点)
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