基礎知識

【調査部員が解説】吸水ショーツって気持ち悪いの?不快感の原因と対策を徹底解説

吸水ショーツって、本当に快適なの?」「履いていて気持ち悪くならない?」

便利な一方で、そんな不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
特に、経血を直接ショーツで受け止めることへの抵抗感や、衛生面での心配は尽きません。

そこでこの記事では、吸水ショーツを実際に試し、日々検証を続けている私たち「フェムケア研究所」の調査部員が、吸水ショーツで「気持ち悪い」と感じる瞬間とその原因、そして不快感を避けるための対策選び方について、リアルな経験を元に徹底解説します!

 

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名前:ひなた(34歳女性)詳しいプロフィール
使用経験:6ヶ月
主な担当:普通の日用
コメント:吸水ショーツって気持ち悪くないの?という疑問や不快感を避けるための対策を分かりやすく解説していきますね!

調査部員が感じた吸水ショーツを使用していて気持ち悪いと思った瞬間

多くの吸水ショーツを試す中で、私たちが「これはちょっと気持ち悪いかも…」と感じた瞬間をまとめました。

  • 経血のドロッとした感覚がダイレクトに伝わる時(特にかたまりが出た時)
  • 長時間着用による蒸れやかゆみを感じた時
  • 経血の臭いが気になった時
  • 吸収しきれずに漏れてしまった時
  • 体にフィットせずゴワゴワ・ズレる感じがする時
  • 洗濯しても汚れや臭いが完全に落ちていない気がする時(衛生面の気持ち悪さ
  • 肌がデリケートな時期に、素材によるかぶれを感じた時
  • ショーツを洗った時に、経血量にギョッとした時(精神的な気持ち悪さ)

ひなた 34歳
ひなた 34歳
私の場合は痒みはそこまで感じませんでしたが、ムレ感が強いものや経血を吸収するまでの濡れ感が強いショーツに気持ち悪さがありました。

調査部員が感じた吸水ショーツが「気持ち悪い」と感じる原因と解説

ドロッとした経血の感覚やかたまりが気持ち悪い


ナプキンと違い、吸収体が肌に直接触れるため、経血が出た瞬間の「ドロッ」とした感覚がダイレクトに伝わりやすいです
特に、レバー状のかたまりが出た場合、クロッチ面に残ってしまうことがあり、気持ち悪く感じることがあります。

対策
  • 表面がサラサラな素材を選ぶ: 吸収後の肌触りがドライに保たれるよう工夫された素材(速乾メッシュなど)のショーツを選ぶ。
  • かたまりはこまめに拭き取る: トイレに行った際などに、トイレットペーパーで吸収体表面に残ったかたまりを拭き取る。
  • 軽い日用から試す: まずは経血量が少ない日から使い始め、感覚に慣れていく。
  • 他の生理用品と併用: どうしても感覚が苦手な場合は、ナプキンやタンポンなどの他の生理用品と併用することで気持ち悪さを軽減できます
選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 吸収スピードが遅いもの: レビューなどで「濡れ感がある」「吸収が遅い」と指摘されている商品は、ドロッとした感覚を感じやすい可能性があります。
  • 表面に工夫がないもの: 経血を素早く吸水するための構造や立体的な加工などが施されていない、のっぺりとクロッチ面のものは、塊が残りやすく不快に感じる可能性があります。

ひなた 34歳
ひなた 34歳
ナプキンでもレバー状のかたまりは吸収してくれませんが、同様に吸水ショーツでも吸収されません。トイレで気づいたときに拭き取るか、クロッチ面にベタっと付いてしまった場合はショーツを交換しています。

長時間着用による蒸れ・かゆみが気持ち悪い


吸水性能を重視するあまり、通気性の悪い商品もあります。
特に夏場や運動時、長時間履き替えることができない状況では、湿気がこもりやすく、蒸れてかゆみを感じることがあります。

対策
  • 通気性の良い素材を選ぶ: コットン、メッシュ素材など、通気性をうたっている商品を選ぶ。レビューで「蒸れにくさ」もチェック。
  • 適切な吸収量を選ぶ: 必要以上の吸収量を持つ分厚いタイプは蒸れやすい傾向も。シーンに合わせて使い分ける。
  • こまめに交換する: 特に夏場や運動時は、推奨時間内であっても早めの交換を心がける。
  • 通気性の良い服装を心がける: スキニーパンツなど締め付ける服装を避け、ゆとりのあるボトムスを選ぶ。
選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 蒸れやすいなどのレビュー: 見た目で蒸れやすいかどうかは分からないため、レビューを参考にするのが確実です。通気性を良くするための工夫がしてあっても、実際に使用してみると蒸れを感じることがあったので、使用感のレビューはチェックしましょう。

ひなた 34歳
ひなた 34歳
私の場合は、仕事中になかなかトイレに行けないことや汗をかく仕事なので、ムレを感じるショーツもありました。仕事の日はナプキンと併用することで気持ち悪さが軽減しました。

経血の臭いが気になって気持ち悪い


吸湿性が高い素材は、時に臭いを閉じ込めてしまうこともあります。
特に量が多かったり、交換までの時間が長かったりすると、雑菌が繁殖しやすくなり、特有の生臭さを感じてしまう場合があります。
防臭加工があるかないかでも臭いが変わってくるので、消臭・防臭機能のついた商品を選ぶことをオススメします。

対策
  • 抗菌・防臭加工のあるショーツを選ぶ: 商品説明で「抗菌防臭・消臭」機能があるか確認する。
  • こまめに交換する: 雑菌が繁殖する前に交換するのが一番の臭い対策。
  • 塊を拭き取る: 表面に残った塊は臭いの原因にもなりやすいので、こまめに拭き取る。
  • しっかり洗濯・乾燥させる: 汚れや湿気が残らないよう、正しい方法で洗濯し、完全に乾かす。クロッチ面が普通のショーツと比べると特に乾きにくいため、半乾きに注意です。
選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 防臭・抗菌機能がないもの: 商品説明に「抗菌」「防臭」といった機能の記載がないものは、臭いが気になるリスクが高まります。
  • 通気性が悪く湿気がこもりやすいもの: 蒸れやすい商品は雑菌が繁殖しやすく、臭いの原因にもなります。しっかりとレビューを確認しましょう。
  • 使用していると臭いが気になる商品: レビューなどで、”何回か使用していると臭いが気になる”と記載されている商品は長期間使用できないこともあるので気をつけて下さい。
ひなた 34歳
ひなた 34歳
トイレに入った瞬間、生臭い臭いがする…?と感じたことがあります。防臭機能がないショーツだと、特に夏場は気になりやすいです。

漏れてしまった時の不快感が気持ち悪い


自分の経血量に対して吸収量が足りなかったり、ショーツのフィット感が悪く隙間ができてしまったりすると、経血が漏れてしまうことがあります

対策
  • 自分の経血量に合った吸収量を選ぶ: 「多い日用」「夜用」など、表示を参考に、余裕を持った吸収量のものを選ぶ。ml表示も確認。
  • 正しいサイズ・フィット感のものを選ぶ: 体にぴったりフィットし、足まわりやウエストに隙間ができないサイズを選ぶ。レビューでフィット感をチェック。
  • 防水布の範囲を確認する: 特に後ろ漏れが心配な場合は、お尻の上部まで防水布があるか確認する。夜間使用する時は特に気をつけて下さい。
  • 交換タイミングを守る: 吸収量を超えないうちに交換する。濡れてきたかな?と感じるタイミングや○時間おきに交換すると決めて交換して下さい。
  • 多い日は併用も検討: 経血量が特に多い日や長時間交換できない時は、タンポンやナプキンと併用して「保険」として使用する。
選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 吸水量が自分の経血量に合わないもの: 「多い日用」などの表示だけでなく、具体的な吸水量(〇〇ml)を確認し、経血量に合わせて使用しましょう。
  • フィット感が悪いもの: サイズが合っていない、伸縮性が低い、足ぐまわりやウエスト周りのカッティングが体型に合わず隙間ができやすいデザインのものは、漏れの原因になります。レビューでフィット感をチェック。
  • 吸収範囲が狭すぎるもの: 体を動かした時に、吸収面の幅や前後の長さが十分でないもの(特に自分の漏れやすい箇所をカバーできていないもの)は注意が必要です。クロッチ面の幅が狭いものがあり動きやすさはあっても漏れることもあるため注意しましょう。
ひなた 34歳
ひなた 34歳
防水シートのない商品だと漏れることがあります。自分の経血の量と商品の吸収量をしっかり見極めて防水シートのある商品を選ぶのがポイントです。

ゴワゴワ感やズレる感じが気持ち悪い


吸水体がある分、普通のショーツより厚みや硬さがあります。
特にクロッチ部分の厚みや、体にフィットせずに動くたびにズレる感覚は、履いていて気持ち悪いと感じる原因になります。
また、締め付けが強すぎるのも不快です。

対策
  • 「シームレス」「ライトタイプ」を選ぶ: まず試してみたいのが、吸水量を抑えたショーツです。特にゴワつきが苦手な方、普段使いや量が少ない人には、ライトタイプが快適に感じやすいと思います。クロッチ部分も薄く、普段のショーツを変わらない感覚で履くことが出来ます。またシームレスタイプもゴワつきにくいです。
  • 「吸水体の素材」の柔らかさをチェック: ゴワつきは、クロッチ部分の硬さも影響します。商品説明やレビューでクロッチ部分の素材感や使用感を確認してみましょう。直接触れられない分、素材情報(例:柔軟なパルプ素材、特殊な吸収シートなど)や口コミが頼りになります。
  • 生地の伸縮性(ストレッチ性)を重視: ショーツ全体の生地に伸縮性があると、体の動きに合わせてフィットしやすく、ズレ感を大幅に軽減できます。ストレッチ素材と記載された商品もあります。
  • 「サイズ選び」は慎重に: ズレる最大の原因は、サイズが合っていないことです。必ずご自身のヒップ・ウエストサイズを計測し、メーカーのサイズ表と照合しましょう。「大は小を兼ねる」で大きめを選ぶと、生地が余ってズレやすくなります。逆に小さすぎると食い込みの原因になります。
  • 「立体的なカッティング・デザイン」: 体型に合わせた立体設計や、お尻をしっかり包み込むようなデザインは、フィット感を高め、ズレを防ぎます。特に、脚の付け根周りやウエスト部分が浮いたり、隙間ができたりしないかなどをレビューで確認しましょう。
  • 「レビュー」で実際の着用感をチェック: 「ゴワゴワ感」「ズレやすさ」に関するユーザーの正直な声は非常に参考になります。「座ると気になる」「歩くとズレる」「アクティブに動いても大丈夫」など、具体的な使用シーンでのコメントを探してみましょう。
選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 極端に分厚い・硬いもの: レビューなどで「ゴワゴワする」「硬い」「オムツのよう」と評価されている商品は、日常的な動作でも違和感を感じやすい可能性があります。
  • 伸縮性がなくフィットしないもの: 体の動きについてこない、フィット感が悪くズレやすいデザインや素材のものは避けましょう。特にアクティブに動く日は動き辛くなります。
ひなた 34歳
ひなた 34歳
分厚いタイプのショーツを履いて運動したら、ゴワついて動きにくかったことがあります。アクティブに動く日は、薄型でフィット感の良いものを選ぶことをオススメします

洗濯しても汚れや臭いが残っている気がして気持ち悪い(衛生面)


経血汚れは、時間が経つと落ちにくくなります。
予洗いが不十分だったり、洗濯方法が適切でなかったりすると、汚れや臭いが残ってしまい、「これをまた履くのは不衛生かも…」と気持ち悪さを感じることがあります

対策

  • 使用後すぐに予洗いする: 水かぬるま湯(※お湯はNG)で経血をしっかり洗い流す。時間が経つほど落ちにくくなります。すぐに洗えない場合は、洗剤を溶かしたぬるま湯につけ置きするのが便利です。
  • セスキ炭酸ソーダや専用洗剤を活用: 汚れがひどい場合は、セスキ炭酸ソーダ水溶液などに短時間つけ置きする。または、経血汚れに強い専用のランジェリー洗剤を使う。
  • 洗濯ネットに入れる: 洗濯機で洗う際は、他の衣類との摩擦を防ぎ、生地の傷みを抑えるためにネットに入れます。
  • しっかりすすぐ: 洗剤残りも臭いや肌トラブルの原因になるため、すすぎは十分に行う。
  • 完全に乾燥させる: 生乾きは雑菌繁殖・臭いの元になります。風通しの良い場所でしっかり乾かす。乾燥機の使用は製品表示を確認。クロッチ部分は乾きにくいのでひっくり返してしっかりと乾燥させます。

選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 汚れが落ちにくいもの: レビューなどで「汚れが落ちにくい」「シミになりやすい」と指摘されている素材や色のものは、毎回のお手入れがストレスになる可能性があります。(濃い色の方が汚れは目立ちにくいですが、落ちているかの確認はしにくいです)
  • 乾きにくいもの: 厚すぎたり、素材の特性でなかなか乾かなかったりするものは、生乾き臭の原因になりやすく、衛生面でも不安が残ります。

ひなた 34歳
ひなた 34歳
予洗いを適当にしてしまうと、洗濯してもクロッチ面に経血のシミが残ってしまったり、使用を重ねてくると臭いの原因にもなってくるので、予洗いはしっかりするように気をつけています。

素材によるかぶれ・肌への刺激が気持ち悪い


肌がデリケートな時期は、普段なら平気な素材でもかぶれたり、痒みを感じたりすることがあります。
化学繊維や防水布の質感が合わない、縫い目が肌に当たる、などが原因で不快感につながることも。

ひなた 34歳
ひなた 34歳
生理中は特に肌が敏感になるので、化繊の割合が多いショーツだとかゆみが出ることがありました。オーガニックコットンなど、肌に優しい素材を選ぶようにしています。

対策
  • 肌に優しい自然素材を選ぶ: 肌に直接触れる面がオーガニックコットン、シルクなどの天然素材のものを選ぶ。
  • 縫い目が少ない・フラットな仕様を選ぶ: タグレス、シームレス、縫い目が外側にあるなど、肌への刺激が少ない工夫がされたものを選ぶ。
  • 汗をかいたら早めに交換: 汗と経血が混ざると、さらに肌への刺激になることがあるため、早めに交換する。
選び方の注意点:こんな商品は避けよう
  • 肌に合わない化学繊維メインのもの: 肌が敏感な方は、肌面に化学繊維が多く使われているものや、ゴワゴワした質感の素材は避けましょう。
  • 縫い目やタグが刺激になるもの: 縫い目が粗かったり、硬いタグが肌に直接当たる場所に付いていたりするものは、刺激の原因になります。(タグレス仕様や、タグが外側に付いているものがおすすめです)

経血量を見て精神的に気持ち悪いと感じることも

これは機能的な問題ではありませんが、”脱いだショーツに付着した経血の量”や”クロッチ面を予洗いしているときに、経血の量を見て”、直感的に「気持ち悪い」「グロテスクだ」と感じてしまう方もいるかもしれません。
特に吸水ショーツに慣れていない時期は、そう感じやすい可能性があります。

気持ち悪いと感じてしまった場合の対策

基本的な対処法

ショーツを交換する: これが最も確実で効果的な対処法です。
濡れ感、蒸れ、臭い、フィット感の悪さなど、ほとんどの不快感は新しいショーツに替えることで解消されます。
可能であれば、すぐに交換しましょう。

交換できない場合の応急処置

濡れ感・湿り気が気になる場合

トイレットペーパーなどで、肌に触れるショーツの表面を軽く押さえて、水分を吸い取る。(一時的な応急処置です)

蒸れが気になる場合

トイレに行った際などに、少しの間ショーツや衣服を緩めて風を通す。
汗をかいている場合は、デリケートゾーン用のウェットシートなどで優しく拭き取る。(肌に合うものを使用してください)

臭いが気になる場合

デリケートゾーン用のウェットシートなどで拭き取り、清潔にする。(交換が最善です)

フィット感が悪い(ズレる、食い込む)場合

トイレに行った際などに、ショーツの位置を直す。
上に履いているズボンやスカートのウエストを少し緩めるなどして、締め付け感を和らげる。

素材によるかゆみ・刺激を感じる場合

我慢せず、すぐに着用をやめて、肌触りの良い別のショーツや下着に履き替えるのが一番です。
もし肌に赤みやかゆみが出てしまった場合は、かかずに冷たいタオルで少し冷やし、必要であれば皮膚科に相談しましょう。

根本的な解決のためには、上に記載したような「対策」(自分の経血量に合った吸水量を選ぶ、適切なタイミングで交換する、肌に合う素材やサイズの製品を選ぶ、正しく洗濯するなど)を見直すことが重要です。

まずは不快感を感じたら、可能であればすぐにショーツを交換することを試してみてください。

注意したい商品の特徴と選び方

基本的な対処法

ショーツを交換する: これが最も確実で効果的な対処法です。
濡れ感、蒸れ、臭い、フィット感の悪さなど、ほとんどの不快感は新しいショーツに替えることで解消されます。
可能であれば、すぐに交換しましょう。

交換できない場合の一時的な応急処置

濡れ感・湿り気が気になる場合

トイレットペーパーなどで、肌に触れるショーツの表面を軽く押さえて、水分を吸い取る。

フィット感が悪い(ズレる、食い込む)場合

トイレに行った際などに、ショーツの位置を直す。
上に履いているズボンやスカートのウエストを少し緩めるなどして、締め付け感を和らげる。

蒸れや臭いが気になる場合

トイレに行った際などに、少しの間ショーツや衣服を緩めて風を通す。
汗をかいている場合は、デリケートゾーン用のウェットシートなどで優しく拭き取る。(肌に合うものを使用してください)
外出中であればウォシュレットを使うのもオススメです。

素材によるかゆみ・刺激を感じる場合

我慢せず、すぐに着用をやめて、肌触りの良い別のショーツや下着に履き替えるのが一番です。
もし肌に赤みやかゆみが出てしまった場合は、かかずに冷たいタオルで少し冷やし、必要であれば皮膚科に相談しましょう。

これらの対処法は、あくまで一時的なものです。気持ち悪さを感じたということは、

  • 吸水量が限界に達している
  • 長時間着用しすぎている
  • 素材やサイズが合っていない

などのサインかもしれません。

根本的な解決のためには、上に記載したような「対策」(自分の経血量に合った吸水量を選ぶ、適切なタイミングで交換する、肌に合う素材やサイズの製品を選ぶ、正しく洗濯するなど)を見直すことが重要です。

まずは不快感を感じたら、可能であればすぐにショーツを交換することを試してみてください。

注意したい商品の特徴と選び方

吸水ショーツを快適に使うためには、購入前にいくつかの特徴をチェックすることが大切です。
買って使ってみたけど、「なんだか気持ち悪い…」「これじゃないかも…」を防ぐための選び方のポイントをご紹介します。

1. 吸水量を確認し自分の経血量に合ったものを選ぶ


商品の機能的に漏れるものもあるのでレビューもチェックする
「多い日用」「夜用」などの表示を参考に、余裕を持った吸収量のものを選ぶ。(ml表示も確認)
防水布の範囲を確認する。お尻の上部まであれば夜間も安心です。
経血量が特に多い日や長時間交換できない時は、タンポンやナプキンと併用して使用しましょう。

自分の経血量がどのくらいか把握することが、適切な吸水ショーツ選びの第一歩です。

  • 少ない日: ナプキン交換が1日に1〜2回程度。吸水量5〜15ml以下のショーツでも対応可能な場合が多い。
  • 普通の日: ナプキン交換が3〜4時間ごと。吸水量15〜30ml程度のショーツが目安。
  • 多い日: ナプキン交換が1〜2時間ごと。夜用ナプキンが必要なレベル。吸水量30〜60ml程度のショーツや、ナプキンとの併用を推奨。
    これはあくまで目安です。個人の経血量に合わせて下さい。

2. 通気性の良い素材を選ぶ


肌に直接触れる面がオーガニックコットン、シルクなどの天然素材のものを選ぶ。
コットン100%、メッシュ素材、化学繊維が少ない素材のものを選びましょう。

3. 自分に合ったサイズを着用する

メーカーのサイズ表をよく確認し、ご自身のヒップやウエストを計測してから選びましょう。
メーカーによってサイズ展開が豊富な商品もあるため、サイズの数も要確認です。
股上の深さ(ローライズ、ジャストウエスト、ハイウエストなど)や、足まわりのカットウエストゴムやレースの肌当たりなども快適さを左右します。
締め付けが苦手な方は、シームレスタイプやウエスト・足まわりが折り返し仕様になっているものなどを検討しましょう。

4.クロッチ部分の構造や生地の厚みもチェックしておく

クロッチ面の構造を確認しましょう。これにより、吸収スピードや表面のサラッと感が変わってきます。
吸水量が多いほど厚みが増す傾向にあります。ゴワつきが苦手な方は、薄型タイプを選ぶか、まずは吸水量が少なめのものから試してみるのが良いでしょう。

5.お手入れがしやすいものを選ぶ


手洗いが必要か、洗濯機(ネット使用)で洗えるかなど、ご自身のライフスタイルで続けられるお手入れ方法かを確認しましょう。
また実際に、予洗いや洗濯をしてみて汚れが落ちやすいかなどもレビューを参考にしてみて下さい。
クロッチや防水布の部分は、他の部分より乾きにくいです。特に梅雨時期や冬場は乾きにくく、臭いや雑菌の原因にもなります。速乾性をうたっている素材や、比較的乾きやすいというレビューがあるものを選ぶのがオススメです。

6.防臭・抗菌機能があるものを選ぶ

  • 商品説明で、抗菌防臭・消臭機能があるかどうかを確認しましょう。
  • 実際に使用して臭いが気になったかどうかのレビューがあればそれもチェックしましょう。

これらのポイントを参考に、広告のイメージだけでなく、製品の具体的な特徴を比較して、ご自身の体質やライフスタイルに合った吸水ショーツを見つけてください。試着ができない商品だからこそ、購入前の情報収集が快適な使用への第一歩です。

どんな時に「気持ち悪い」と感じやすいか?

”快適に使用する”ための選び方のポイント

  • 吸水量:自分の経血量(特に多い日)に合ったものを選ぶ。心配なら少し余裕のあるものを。
  • 素材: 肌触りや通気性を重視して、肌が弱い人は天然素材メインのものを選ぶようにして下さい。
  • フィット感: サイズをしっかり確認。レビューなども参考に。ゴワつきが少ない薄型タイプもチェック。
  • 機能: 防水シートの範囲、防臭加工の有無を確認。
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  • 交換: 量が多い日は特に、早めの交換を心がける。(外出時は替えのショーツを防水ポーチに入れておいたり、ナプキンなどの生理用品と併用すると漏れにくく安心。)
  • 経血の塊:見つけたらトイレットペーパーで拭き取る。べたっと付いたらショーツを交換。
  • 洗濯(後処理): 経血をしっかり洗い流してから洗濯機へ。汚れがひどい場合はつけ置きも。臭いが気になるなら酸素系漂白剤の使用も検討(※素材によって使えない場合もあります)。
  • 慣れ:最初は吸水ショーツに慣れなくて違和感があっても、何度か使ううちに慣れることもあります。少ない日から試してみる。
  • サイズ:なるべく計測して自分に合ったショーツサイズを選び、ズレや漏れを起こりにくくする
  • 防水シート:防水シートのある商品を選ぶようにする、防水シートの範囲を確認
  • 吸水量:用途に合った吸水量のショーツを選ぶ

 

こんな人には向いていないかも?

  • 経血の感覚や見た目に強い抵抗がある人。
  • こまめな洗濯や手入れがどうしても面倒な人。
  • 極度に肌が敏感で、少しの刺激でもかぶれてしまう人。

でも、こんな人にはおすすめ!

  • ナプキンのズレや交換の手間から解放されたい人。
  • ゴミを減らしたい、環境に配慮したい人。
  • 生理中の荷物を減らしたい人。
  • 就寝時や長時間の移動時の安心感が欲しい人。

 

結論:吸水ショーツは「気持ち悪い」のか?

吸水ショーツは、正しく選び、使うことで、生理期間をより快適に、アクティブに過ごすための心強い味方になります。 確かに、一部の商品や使い方次第では「気持ち悪い」と感じる側面もありますが、使用方法を正しく使い、気持ち悪く感じないように対策をすることで回避・軽減できる可能性が高いです。

ひなた 34歳
ひなた 34歳
今回ご紹介した「気持ち悪い」と感じるポイントや選び方を参考に、ぜひあなたに合った一枚を見つけて、その便利さを体験してみてください。

それでも吸水ショーツが気持ち悪いと感じた時の対策

どうしても不快感が拭えない場合は、無理に使い続ける必要はありません。

  • 履き替える: 不快感を感じたら、我慢せずに普通のショーツとナプキン、または別の吸水ショーツに履き替えましょう。
  • ナプキン・タンポンとの併用: 特に量が多い日や、吸水ショーツだけでは不安な時は、ナプキンやタンポンと併用するのも有効です。「漏れ防止の保険」として使うことで、精神的な安心感も得られます。少し漏れても吸水してくれる安心感も。
ここに質問を入力

結論としては、「適切な使い方とケアをすれば、過度に不衛生さを心配する必要はない」と考えられます。

 

Q.「経血を溜めたまま履き続けるのは不衛生では?」という疑問もよく聞かれます。

<衛生的に使うポイント>

  • 抗菌・防臭加工: 多くの吸水ショーツには、雑菌の繁殖を抑える抗菌加工や、臭いを防ぐ防臭加工が施されているので安心して使用できます。
  • こまめな交換: 推奨される着用時間を守り、量が多ければ早めに交換することが大切です。(これはナプキンも同じですね)
  • 正しい洗濯: 使用後は速やかに経血を洗い流し、しっかり洗濯・乾燥させることで、衛生的に保つことができます。すぐに洗えなくても、洗剤を溶かしたぬるま湯に漬け置きすれば大丈夫です。

※もちろん、何日も同じものを履き続けたり、洗濯を怠ったりすれば不衛生になりますが、それは通常のショーツでも同じことです。
正しいケアをすれば、ナプキンと比べて特別不衛生ということはないので安心してご使用ください。