
生理の時にナプキンを取り替える回数を減らしたい、もっと快適に過ごしたい…そんな悩みを解決してくれるのが「吸水ショーツ」です。
でも、「本当にナプキンなしで大丈夫?」「どうやって使えばいいの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
私自身、吸水ショーツを使い始めた頃は不安でしたが、今では生理期間に欠かせないアイテムになっています。
正しい使い方を知れば、生理中のストレスが驚くほど軽減されますよ。
私たち吸水ショーツ研究所では、これまで数多くの製品を実際に使用し、その機能だけでなく「どうすれば最も快適に使えるか」という視点で様々な使い方を徹底的に比較検証してきました。
この記事では、吸水ショーツの基本的な使い方から、あなたの生理やライフスタイルに合わせた最適な活用術まで、分かりやすく徹底解説します。
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使用経験:6ヶ月
主な担当:普通の日用
コメント:この記事では、「シーン別の使い分けのコツ」や「これって大丈夫?」といった細かい疑問まで、分かりやすく解説していきますね!
基本的な吸水ショーツの使い方
まずは、吸水ショーツの基本的な使い方について解説します。
吸水ショーツは、ショーツ自体に吸水機能が備わったサニタリーアイテムで、経血を吸収・防水してくれる構造になっています。
基本は吸水ショーツのみで大丈夫
吸水ショーツの最大の特徴は、”ナプキンやタンポンなしでも安心して過ごせること”です。
クロッチ部分に複数の機能性素材を重ねることで、経血を素早く吸収し、外側への漏れを防いでくれます。

一般的な吸水ショーツの構造は以下のようになっています:
- 表面層:肌に触れる部分、速乾性のある素材を使用
- 吸水層:経血を素早く吸収する層
- 防水層:外側への漏れを防ぐ層
- 外側層:通常のショーツと同じような見た目の層
この多層構造により、軽い日から普通の日までは、吸水ショーツ1枚だけで過ごすことができます。
普通のショーツを履く感覚で、特別な使い方は必要ありません。
多い日などの状況に合わせてナプキンなどを併用
吸水ショーツは便利ですが、経血量には個人差があります。
多い日や心配な日は、ナプキンやタンポンと併用することで、より安心して過ごせます。
生理の日数 | おすすめの使い方 | 併用アイテム |
---|---|---|
1-2日目(多い日) | 吸水ショーツ+ナプキン/タンポン | 昼用・夜用ナプキン、タンポン |
3-4日目(普通の日) | 吸水ショーツのみ、または薄手ナプキン併用 | 薄手ナプキン(不安な時のみ) |
5-7日目(軽い日) | 吸水ショーツのみ | なし |
併用する際のポイントは、吸水ショーツを「万が一の漏れ防止」として活用することです。ナプキンがずれたり、想定以上の出血があったりしても、吸水ショーツがしっかりとカバーしてくれるので安心ですよ。
生理の時期やタイミングに合わせた吸水ショーツの使い方の例
吸水ショーツを効果的に活用するために、生理の時期やタイミングに合わせた具体的な使い方をご紹介します。
私の経験や、多くの愛用者の声を参考にした実践的な方法です。
生理が始まる頃のおすすめの使い方の例
生理予定日の数日前から、「そろそろ始まるかな?」と不安になることってありますよね。そんな時こそ、吸水ショーツの出番です。
予兆期(生理予定日の1-2日前)の使い方
軽い日用吸水ショーツ(吸水量15-20ml程度)のみ
まだ始まっていない段階では、吸水ショーツ1枚で十分です。
私の場合、生理予定日の2日前くらいから軽い日用の吸水ショーツを履き始めます。
万が一始まっても慌てることがないので、精神的にとても楽になりました。
開始1日目の使い方
普通の日用吸水ショーツ(吸水量25-30ml程度)+昼用ナプキン
1日目は量が急激に増えることがあるので、段階的にアイテムを変えていくのがポイントです。
朝は軽めの組み合わせで様子を見て、量が増えてきたら多い日用に切り替えてもOKです。
吸水ショーツは基本的に1日履き続けることができますが、量が多い日は気持ち的にも履き替えた方がスッキリします。
2-3枚をローテーションで使うのがおすすめです。
軽い日のおすすめの使い方の例
生理の終わりかけや、もともと量が少ない方にとって、軽い日の吸水ショーツ活用は最も快適です。
ナプキンのゴワつきから解放されて、普段と変わらない感覚で過ごせます。
基本の使い方
【日中】
→軽い日用吸水ショーツ(吸水量15-20ml)のみ
【夜間】
軽い日用吸水ショーツのみ、または夜用吸水ショーツ
軽い日の活用シーン
- デスクワーク中:長時間座っていても、ナプキンのズレを気にしなくてOK
- 運動時:ヨガやジョギングなど、体を動かす時もズレの心配が少なくて安心
- 長時間の外出:映画館や電車移動など、トイレに行きにくい状況でも快適
- 睡眠時:寝返りを打っても漏れの心配なし
普通の日のおすすめの使い方の例
生理3-4日目くらいの普通の日は、吸水ショーツの性能を最も実感できる時期です。
単体でも十分ですが、心配な方は軽めのアイテムと併用するのがおすすめです。
基本パターン(在宅・安心できる環境)
【朝〜夕方】
→普通の日用吸水ショーツ(吸水量25-35ml)のみ
【夜間】
夜用吸水ショーツ(吸水量40ml以上)のみ
在宅勤務の日や、休日など家で過ごす日は、吸水ショーツのみで快適に過ごせます。
万が一漏れても着替えられる安心感があるので、まずは家で試してみるのがおすすめです。
安心パターン(外出・仕事の日)
【朝〜昼】
→普通の日用吸水ショーツ+薄手ナプキン
【昼〜夕方】
→普通の日用吸水ショーツのみ(ナプキンは交換後に外す)
【夜間】
→夜用吸水ショーツ+夜用ナプキン(心配な場合)
外出時は、最初は併用で様子を見て、慣れてきたら段階的にナプキンを外していく方法がおすすめです。
「いざという時は併用できる」という安心感があると、吸水ショーツにも慣れやすくなります。
多い日のおすすめの使い方の例
生理1-2日目の多い日は、吸水ショーツと他の生理用品を併用するのがベースの使い方です。
ナプキンやタンポンと併用することで、漏れの心配を大幅に軽減できます。

多い日の基本パターン
【日中(6-8時間)】
多い日用吸水ショーツ(吸水量40-50ml)+多い日用ナプキン or タンポン
【夜間(8-10時間)】
夜用吸水ショーツ(吸水量50ml以上)+夜用ナプキン
私の場合、普段は夜用ナプキンで十分な量でも、多い日は吸水ショーツと併用することで、朝起きた時の不安がなくなりました。
外出時の多い日対策
【長時間の会議・移動時】
→多い日用吸水ショーツ+タンポン+薄手ナプキン
タンポンは体内で吸収するので、吸水ショーツとの相性が抜群です。
3重の防御で、どんなに長時間でも安心して過ごせます。
多い日の履き替えスケジュール例
【3枚ローテーションの場合】
- 朝7時:ショーツA着用(前夜に洗ったもの)
- 昼12時:ショーツBに履き替え(Aは予洗いして漬けおきへ)
- 夜21時:ショーツCに履き替え(Bは予洗いして漬けおきへ)
- 翌朝:ショーツAに履き替え(Cは予洗いして漬けおきへ)
多い日でも、多い日用の吸水ショーツ3枚あれば十分にローテーションできます。
使用した吸水ショーツは、予洗いしてから毎回洗濯するのは手間なので、バケツに洗剤と水を入れたものに漬け置きしておくと汚れが落ちやすく便利です。
夜寝る時のおすすめの使い方の例
夜間は一番漏れが心配な時間帯ですが、吸水ショーツがあれば安心して眠れます。
寝返りを打っても、朝まで快適に過ごせる使い方をご紹介します。
軽い日〜普通の日の夜
【基本パターン】
夜用吸水ショーツ(吸水量40ml以上)のみ
軽い日から普通の日であれば、夜用吸水ショーツ1枚で十分です。
夜用は昼用よりも吸水部分が長く設計されているので、後ろ漏れもしっかり防いでくれます。
多い日の夜
【安心パターン】
夜用吸水ショーツ+夜用ナプキン
【超安心パターン】
夜用吸水ショーツ+夜用ナプキン+タオルケット(お尻の下に敷く)
私も最初は心配で、吸水ショーツ+ナプキン+タオルの3重対策をしていました。
慣れてくると、吸水ショーツとナプキンだけでも安心して眠れるようになります。
<夜間使用のメリット>
- 寝返り自由:どんな体勢で寝ても漏れにくい
- 朝の安心感:シーツやパジャマを汚す心配が激減
- 快適な睡眠:漏れの不安がないのでぐっすり眠れる
- 朝の準備が楽:シーツの確認や洗濯の心配がない
おりもの対策としてのおすすめの使い方の例
吸水ショーツは生理時だけでなく、おりもの対策としても非常に優秀です。毎日使えるので、おりものシートよりもコスパが良く、肌にも優しいんです。
日常のおりもの対策
【基本の使い方】
軽い日用吸水ショーツ(吸水量15-20ml)のみ
普段のおりものであれば、軽い日用の吸水ショーツで十分対応できます。
おりものシートのようなかゆみやムレもなく、快適に過ごせます。
排卵期のおりもの増加時
【少し多い時期】
普通の日用吸水ショーツ(吸水量25-35ml)
排卵期前後はおりものが増えがちですが、吸水ショーツなら1日中快適です。おりものシートを何度も交換する手間もなく、ゴミも出ません。
- 経済的:おりものシートを買う必要がない
- 環境に優しい:使い捨てゴミが出ない
- 肌に優しい:かゆみやかぶれが起こりにくい
- 快適性:ムレにくく、ズレる心配もない
- 手軽さ:交換の手間がない
【愛用者の声】
「産後おりものが増えて困っていましたが、吸水ショーツのおかげで毎日快適です。育児で忙しい中、おりものシートを交換する手間が省けるのは本当に助かります」(30代女性)
経血量のタイプに合わせた吸水ショーツの使い方例
人それぞれ経血量は違うので、自分の量に合わせた使い方を見つけることが大切です。
タイプ別のおすすめ使用法をご紹介します。
経血量が多めの方の使い方
【特徴】
・1-3日目の量が特に多い
・夜用ナプキンでも漏れることがある
・頻繁にナプキンを交換する必要がある
【おすすめの使い方】
時期 | 日中 | 夜間 |
---|---|---|
1-2日目 | 多い日用吸水ショーツ+多い日用ナプキン/タンポン | 夜用吸水ショーツ+夜用ナプキン |
3-4日目 | 普通の日用吸水ショーツ+普通の日用ナプキン | 夜用吸水ショーツ+薄手ナプキン |
5日目以降 | 軽い日用吸水ショーツのみ | 軽い日用吸水ショーツのみ |
・最初は必ず併用から始める
・吸水量50ml以上の高性能タイプを選ぶ
・3-4枚をローテーションで使用
・慣れてきたら段階的にナプキンを減らす
経血量が普通の方の使い方
【特徴】
・一般的な昼用・夜用ナプキンで対応できる
・2-3日目がピーク
・5-6日で終わることが多い
【おすすめの使い方】
- 1日目:普通の日用吸水ショーツ+薄手ナプキン
- 2-3日目:普通の日用吸水ショーツのみ or 薄手ナプキン併用
- 4-5日目:軽い日用吸水ショーツのみ
🌛夜間:夜用吸水ショーツのみ(多い日のみナプキン併用)
普通の量の方は、吸水ショーツの恩恵を最も感じやすいタイプです。
2-3日目以降は、ほぼ吸水ショーツのみで快適に過ごせることが多いです。
経血量が少なめの方の使い方
【特徴】
・全体的に量が少ない
・3-4日で終わることが多い
・軽い日用ナプキンで十分
【おすすめの使い方】
- 全期間:軽い日用吸水ショーツのみ
- 心配な時:軽い日用吸水ショーツ+薄手ナプキン
🌛夜間:軽い日用吸水ショーツのみ
量が少ない方は、ほぼ全期間を吸水ショーツのみで過ごせます。
ナプキンのゴワつきから完全に解放されて、生理期間も普段と変わらない快適さで過ごせますよ。
【少なめタイプの方の声】
「量が少ないので、以前はナプキンを1日中つけっぱなしにしてムレが気になっていました。吸水ショーツにしてからは、そんな不快感が全くなくなって快適です」(20代女性)
ナプキンを併用するのがおすすめのケース
吸水ショーツは便利ですが、すべての状況で単体使用が最適とは限りません。
安心して過ごすために、ナプキンとの併用をおすすめするケースをご紹介します。
<ナプキン併用がおすすめのケース一覧>
- 生理1-2日目の多い日
- 吸水ショーツ初心者の方
- 長時間の外出・会議がある日
- 旅行や宿泊を伴う外出
- 白い服やお気に入りの服を着る日
- 運動・激しい活動をする日
- ストレスで量が増える可能性がある日
- 洗い替えの吸水ショーツが足りない日
初心者におすすめの段階的使用法
吸水ショーツを初めて使う方は、いきなり単体使用するのではなく、段階的に慣れていくのがおすすめです。
段階的慣らし方法
【第1段階:軽い日から試す】
軽い日用吸水ショーツ+薄手ナプキン
→ リスクの低い軽い日で感覚を掴む
【第2段階:家にいる日に挑戦】
普通の日用吸水ショーツのみ
→ 万が一の時も着替えられる環境で試す
【第3段階:短時間の外出】
普通の日用吸水ショーツのみ
→ 2-3時間程度の外出で実践
【第4段階:一日中使用】
多い日用吸水ショーツのみ
→ 完全に信頼できるようになってから
特別なシーンでの併用パターン
旅行・お泊りの時
【併用が必要な理由】
- 洗濯環境が整っていない可能性
- 洗い替えを十分に持参できない
- 万が一の時の対処が困難
- 旅行先で量が変化する可能性
【おすすめの組み合わせ】
夜用吸水ショーツ+通常のナプキン
→ ナプキンを交換すれば、ショーツはそのまま使い続けられる
大切な予定がある日
【結婚式・発表会・面接など】
絶対に失敗できない日は、迷わず併用しましょう。
【おすすめの組み合わせ】
多い日用吸水ショーツ+薄手ナプキン+予備ナプキン持参
→ 二重の安心で、心置きなく予定に集中できる
白い服・お気に入りの服を着る日
【併用が必要な理由】
万が一、経血が漏れて衣類を汚してしまった時のダメージが大きいため
【おすすめの対策】
吸水ショーツ+ナプキン+予備の着替え
→ トリプル対策で、おしゃれも楽しめる
家にいる時や外出時のそれぞれの使い方
吸水ショーツは使用する場所や状況によって、最適な使い方が変わります。
家にいる時と外出時、それぞれの特徴に合わせた使い方をマスターしましょう。
在宅時の使い方
在宅時のメリット
- 万が一の時も安心:すぐに着替えや対処ができる
- リラックスして過ごせる:漏れの心配をしすぎずに済む
- 実験的に使える:自分に合った使い方を見つけられる
- 洗濯がしやすい:すぐに洗えるので衛生的
在宅時のおすすめ使用法
【リモートワーク中】
普通の日用吸水ショーツのみ
→ 長時間座っていても快適、ナプキンのズレを気にしなくてOK
【家事をする時】
軽い日用〜普通の日用吸水ショーツのみ
→ 動き回ってもズレない、洗濯や掃除に集中できる
【リラックスタイム】
軽い日用吸水ショーツのみ
→ ソファでくつろいだり、読書をする時も快適
【初心者の練習に最適】
家にいる時こそ、吸水ショーツ単体使用にチャレンジする絶好の機会です。
万が一漏れても慌てずに対処できるので、自分の体に合った使い方を見つけられます。
【洗濯のタイミングを調整】
在宅なら、使用後すぐに洗濯できるのも大きなメリット。
夜お風呂に入る時に一緒に予洗いして、洗濯機で洗うというルーティンが作りやすいです。
外出時の使い方
外出時は「安心感を重視した使い方」がポイントです。
慣れるまでは併用を基本に、段階的に慣れていきましょう。
【外出時の注意点】
- 履き替えが困難:基本的に一日中同じショーツを着用しないといけない
- 洗濯ができない:汚れた場合の対処が限られる
- トイレ環境の制約:公共トイレを使用しないといけないため制限がある
- 心理的プレッシャー:漏れた時の影響が大きい
外出時のおすすめ使用法
【短時間の外出(2-3時間)】
普通の日用吸水ショーツのみ
→ 買い物や近所への外出なら、慣れれば単体でも十分
【半日の外出(4-6時間)】
普通の日用吸水ショーツ+薄手ナプキン
→ 安心感を重視して併用がおすすめ
【一日中の外出(8時間以上)】
多い日用吸水ショーツ+通常のナプキン
→ 長時間なので、しっかりとした対策が必要
外出先でのトラブル対策
【持ち物リスト】
- 予備のナプキン:万が一の時の応急処置用
- ウェットティッシュ:清拭用
- 中身の見えないビニール袋:汚れたショーツを入れる用
- 着替えの下着:長期外出の場合(念のため)
【緊急時の対処法】
万が一漏れを感じた場合は
- 慌てずにトイレで状況確認
- ウェットティッシュで清拭
- 予備のナプキンを追加装着(必要であればショーツ交換)
- 可能であれば着替えを検討
外出時の体験談
【通勤での活用】
「満員電車での通勤中、以前はナプキンのズレが気になって仕方ありませんでした。吸水ショーツにしてからは、押されても揺れても全く気にならず、通勤ストレスが激減しました」(20代会社員)
【旅行での活用】
「3泊4日の海外旅行で使用。長時間のフライトでも快適で、現地でも安心して観光できました。洗濯も簡単で、旅行には必須アイテムです」(30代女性)
【運動での活用】
「ヨガのレッスン中、以前はナプキンがズレるのが気になって集中できませんでした。吸水ショーツなら、どんなポーズでも安心。運動がもっと楽しくなりました」(40代女性)
正しい洗い方とお手入れ方法
吸水ショーツを長く快適に使うためには、正しい洗い方を知ることが重要です。
血液汚れは扱い方次第で、簡単に落とすことも、頑固な汚れになってしまうこともあります。
基本の洗い方手順
【STEP1:使用後すぐの予洗い】
- 冷水またはぬるま湯(30℃以下)で押し洗い
お湯は血液のタンパク質を固めてしまうので、必ず冷たい水を使用 - 吸水面を表にして、優しく押すように洗い流す
ゴシゴシこすらず、押し出すイメージで汚れを除去 - 水が透明になるまで繰り返す
2-3回押し洗いすれば、大部分の汚れは落ちます

【STEP2:洗剤での本洗い】
- 中性洗剤または専用洗剤を使用
漂白剤や柔軟剤は吸水性を損なうので避けましょう - 洗濯ネットに入れて洗濯機で洗濯
他の衣類と一緒でも問題ありません - 30℃以下の水温で洗濯
高温は素材を傷める可能性があります

【STEP3:正しい干し方】
- 吸水面を表にして干す
厚い吸水部分を外側にすることで、乾きが早くなります - 風通しの良い場所で陰干し
直射日光は素材を劣化させる可能性があります - 乾燥機は使用しない
高温で素材が傷む恐れがあります
汚れ別の洗い方のコツ
【軽い汚れの場合】
冷水で押し洗い→洗濯機で通常洗濯
→ 軽い日やおりもの程度なら、これで十分きれいになります
【しっかりとした汚れの場合】
冷水で押し洗い→セスキ炭酸ソーダでつけ置き(30分)→洗濯機で洗濯
→ 多い日や時間が経った汚れに効果的
【頑固な汚れの場合】
冷水で押し洗い→酵素系漂白剤でつけ置き(1時間)→洗濯機で洗濯
→時間が経って固まった汚れも、これで解決
※漂白剤の使用がNGな吸水ショーツもあるため確認は必要
においを防ぐコツ
【使用中のにおい対策】
- 長時間使用を避ける:12時間以内の使用を心がける、定期的に履き替える
- こまめな確認:トイレのたびに状況をチェック
- 通気性の確保:締め付けすぎない下着の選択
【洗濯時のにおい対策】
- 使用後すぐの予洗い:時間を置かずに汚れを除去
- セスキ炭酸ソーダの活用:つけ置き時にセスキ炭酸ソーダを加えて消臭効果アップ
- 十分なすすぎ:洗剤残りがにおいの原因になることも
長持ちさせるお手入れのポイント
【日常のケア】
- 強くこすらない:素材を傷めないよう優しく扱う、洗濯ネットに入れる
- 適切な洗剤の使用:吸水性を損なわない中性洗剤を選ぶ
- 完全に乾かす:湿気が残ると雑菌繁殖の原因に
【定期的なメンテナンス】
- 月1回の特別ケア:セスキ炭酸ソーダや酵素系漂白剤でのつけ置き洗い
- 吸水性のチェック:水をかけて吸水速度を確認
- 買い替え時期の判断:1年程度を目安に交換検討
やってはいけないこと | 理由 | 正しい方法 |
---|---|---|
お湯での洗濯 | 血液のタンパク質が固まる | 冷水またはぬるま湯(30℃以下) |
漂白剤の使用 | 吸水性能が低下する | 中性洗剤または専用洗剤 |
乾燥機の使用 | 高温で素材が劣化する | 自然乾燥(陰干し) |
強いもみ洗い | 繊維が傷んで性能低下 | 優しく押し洗い、洗濯ネット使用 |
吸水ショーツの選び方とおすすめアイテム
吸水ショーツを選ぶ際は、自分の経血量やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
初心者の方でも迷わないよう、選び方のポイントをご紹介します。
吸水量で選ぶ

【軽い日用(15-25ml)】
・おりもの対策
・生理の始まりと終わり
・もともと量が少ない方
→ 薄手で快適、初心者にもおすすめ
【普通の日用(25-40ml)】
・生理3-4日目
・平均的な量の方
・日中のメイン使用
→ 最も汎用性が高く、1枚目におすすめ
【多い日・夜用(40ml以上)】
・生理1-2日目
・夜間使用
・量が多い方
→ 安心感重視、併用時も活躍
デザインで選ぶ
【ボクサータイプ】
・フィット感が高い
・運動時におすすめ
・漏れにくさ重視
→ アクティブな方に人気
【ショーツタイプ】
・普段の下着と同じ感覚
・豊富なデザイン
・日常使いしやすい
→ 初心者にも馴染みやすい
【ハイウエストタイプ】
・お腹をしっかりサポート
・冷え対策にも効果的
・安定感抜群
→ 冷えが気になる方におすすめ
初心者におすすめの購入パターン
【基本の3枚セット】
1. 軽い日用:1枚(おりもの対策・軽い日用)
2. 普通の日用:1枚(メイン使用)
3. 夜用:1枚(夜間・多い日用)
→ 総予算:8,000-15,000円程度
【まずはお試し1枚】
普通の日用を1枚購入して、軽い日に試してみる
→ 予算:3,000-5,000円程度
よくある質問と解決策
吸水ショーツを使い始める際によくある疑問と、その解決策をまとめました。
適切な吸水量の製品を選べば大丈夫です。最初は不安なので、軽い日から試すことをおすすめします。慣れてくると、普通の日でも安心して使えるようになります。心配な時は薄手のナプキンとの併用から始めましょう。
最近の製品は非常に薄く作られています
特に軽い日用は、普通のショーツとほとんど変わらない厚さです。タイトなパンツでも響きにくく、見た目でバレることはほぼありません。
正しい使用法とお手入れで問題ありません。12時間以内の使用を心がけ、使用後はすぐに予洗いすることで、においは防げます。抗菌・防臭機能がついた製品を選ぶとより安心です。
慣れれば5分程度の作業です。お風呂に入る時に一緒に予洗いして、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うだけ。慣れてしまえば、ナプキンを捨てる手間より楽に感じることも多いです。
最低3枚、理想は5-6枚です。洗濯と乾燥の時間を考えると、3枚あれば回せます。ただし、5-6枚あると余裕を持って使えて、長持ちもします。段階的に買い足していくのもおすすめです。
まとめ:吸水ショーツで快適な生理期間を
吸水ショーツは、正しい使い方をマスターすれば、生理期間の快適さを格段に向上させてくれる素晴らしいアイテムです。
- 段階的に慣れる:軽い日から始めて、徐々に単体使用にチャレンジ
- 適切な吸水量選択:自分の経血量に合った製品を選ぶ
- シーンに応じた使い分け:在宅時と外出時で使い方を調整
- 正しいお手入れ:冷水での予洗いと適切な洗濯で長持ちさせる
- 併用も活用:不安な時はナプキンとの併用で安心感をプラス
私自身、吸水ショーツを使い始めてから、生理期間のストレスが大幅に軽減されました。
ナプキンの交換を忘れて焦ることもなく、運動や外出も積極的に楽しめるようになっています。
最初は「本当に大丈夫?」と不安でしたが、正しい使い方を身につけることで、今では手放せないアイテムになりました。
あなたも、ぜひ自分に合った使い方を見つけて、より快適で自由な生理期間を手に入れてくださいね。
まずは軽い日から、一歩ずつ試してみることから始めてみてください。
きっと、生理期間に対する考え方が変わるはずです。